1.燃料の受入
出荷基地よりタンクローリーによりジェット燃料が運ばれてきます。タンクローリーはジェット燃料専用車でサンプル採取口が装備され輸送燃料のサンプルを採取し、品質検査に合格した燃料を貯蔵タンクに受入れます。
タンクローリーにより輸送された燃料はポンプで加圧し、フィルターセパレーターで夾雑物(微細な塵など)や水分を除去し、貯蔵タンクに受入れます。
Fueling
航空給油事業部は仙台給油所と福島給油所の2空港において石油元売との契約により全ての航空機に対する給油作業を行っている。仙台給油施設は自社所有であり、石油元売4社の燃料貯油施設となっていて、また福島空港給油施設は福島県の所有で燃料の品質管理と施設管理業務を行っている。
出荷基地よりタンクローリーによりジェット燃料が運ばれてきます。タンクローリーはジェット燃料専用車でサンプル採取口が装備され輸送燃料のサンプルを採取し、品質検査に合格した燃料を貯蔵タンクに受入れます。
タンクローリーにより輸送された燃料はポンプで加圧し、フィルターセパレーターで夾雑物(微細な塵など)や水分を除去し、貯蔵タンクに受入れます。
貯蔵タンクは980KLタンクが2基設置され仙台空港で使用されるジェット燃料の約1週間分の貯蔵ができます。貯蔵されたジェット燃料は毎日、燃料に異常がないか品質管理が行われ、規格に合った燃料が出荷されます。
貯蔵タンクから出荷されたジェット燃料はフィルターセパレーターを通過し、航空機用給油車に積込まれ、給油施設からエプロン(駐機スポット)まで移動、航空機の給油口にホースを接続し、給油車のポンプで加圧して、航空機に給油を行います。
給油員により安全・確実な作業が行われ、給油作業が行われます。
多くの人たちの手による地上での作業により航空機は準備を整え目的地に飛び立ちます。安全で快適な空の旅ができることを我々は祈っています。
いってらっしゃ~い!
航空給油員になるには大型自動車免許、危険物取扱免状(乙種4類)を取得し、入社後の教育・訓練により給油資格を取得し給油員となります。1人で給油作業ができるまでは約1 年半以上の教育・訓練が必要です。
航空機に燃料を補給するための車両です。ヘリコプターから大型機まで対応できるようにできます。燃料の品質管理や安全に給油できるように特別な装置が装備されています。
タンク容量は20,000ℓです。仙台から沖縄便(ボーイング767型機)で約1台分を給油します。ホノルル便では3~4台、ヨーロッパ便では4~5台分を給油します。(航空機の機種、天候により給油量は変化します)
施設課では燃料の品質管理や航空給油施設の保守点検が主な業務となります。給油施設に従事するには危険物取扱者免状(乙種4類)が必要です。入社後、燃料と施設に関する知識や技術を習得するための教育・訓練が 行われ資格を取得し給油課員として従事します。